<少女漫画> 学園アリス 作者:樋口橘

突然ですが自分の中では少女漫画の古本の相場はNANAのだめカンタービレレベルで300円、連載中の人気漫画が250円、普通の連載中漫画が200円、連載終了してる作品が150円。てなイメージな分けですが・・・。
そして、この学園アリス300円以下で見かけたことがありません。
というわけでかなり期待して買ってみたのですが、はっきり言ってどうなのよこれ?
特殊能力を持つ子供たちが強制的に集められるアリス学園。そして、そこへと転校していった親友を追いかけて、自分も入学しようとアリス学園に押しかける主人公(小学生の女の子)。
で、謎の多いアリス学園。自由を奪われ、拘束される生徒たち。教師に対して敵意をむき出しにする発火能力を持つエリートの男の子。以前に大変な事件を起こして死んだと言われる主人公と同じ能力を持った生徒の謎。
ミステリーなのかこれ。特殊能力とか、学園の謎とかまるで少年漫画みたいです。
2巻まで読んだけどとりあえず恋愛要素はゼロです・・・。
そして、発火などの特殊能力発動シーンは迫力などとは無縁です。しかし、学園アリスは少女漫画そういう見方をしては行けないのでしょう。
しかし、だとしたらいったい何処をどういう風に見ればいいのでしょう。なんかレビューもだるくなってきました。
とりあえずミステリーとしては見せ方も下手で、伏線もあからさますぎます。しかも、その謎も全然気にならないというしょうもないものです。
学園での友情物語という見方では主人公にくってかかってくるいじめっ子とか、砕けた感じだけど大人っぽい先輩などキャラはありきたりです。そして、主人公のまっすぐさに心打たれ和解・・・・・。
とりあえず、これだけ売れているのだから多分名作なのでしょう。というわけで、この漫画のファンの方、自分にこの漫画の正しい読み方を教えてください。

学園アリス (1) (花とゆめCOMICS (2469))

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