萌漫画に求められること

前回自分かしましをボロくそに言いました。ありがちな展開。ありがちなキャラだと。
しかし、あの時の私の発言はお門違いだったのではないかと、ふとそんなことを思ったのです。
萌に対して、ストーリー展開の裏切りや、濃密なキャラの掘り下げなど求めてる人はあまりいないのではないか?
萌漫画にも様々なタイプがありますし様々な需要があります。
薄っぺらいキャラも読者の予想を裏切らない展開もそれはそれで求められかつ需要も存在する、そんな風に思えてきたのです。
さらりと読めて後に引かないもの。記号的なやりとりの応酬しかしない人間関係。それはそれでひとつのスタイルとして十分に認められるものではないかと・・・。
あえてそういう風に話を構築しているものに対してそれを自分は罵倒している痛いやつなのではと。今日改めて考え、そう思ってしまいました。
まあ何はともあれ個人の趣味趣向が大きく評価を変えるジャンルであることは間違いないはずです。
話の構造がどうのという話そのものがお門違いなのかも知れませんね。