劣化しにくい話題

先日のオフ会では最年少にもかかわらず、幹事をやらせて頂いた。僕以外はだいたい20代後半から30代前半の方々だった。
当日まで年齢をほとんど知らない人達ばっかりだったから、ちょっと驚いたけど会話に困ることはほとんど無かった。
僕以外は結構年代がいっしょだったので、当時の小説などのなつかし話になっていた。本屋さんとか出版関係の人が多かったこともあって、昔のライトノベル少女小説とかがメイン。特に銀河英雄伝説折原みとの話題が印象的だった。
その辺りは僕も読んでいたので楽しく参加させて頂いた。

そこで、一つ思ったことは、小説や、映画や音楽は年代の壁を越えやすいということ。
古い年代のものが手に入り安いと言うこともあるけど、時間が過ぎても劣化しないものが多いというのもあると思う。
ドラマとかは当時のトレンドとかを反映しすぎているし、バラエティーも笑いの感性は次々と変化するから厳しい。
そうなると、やっぱり主にこの3つが優良と言えるのではないだろうか?なんでこの3つが劣化しないかとか、詳しいことは今度じっくり考えてみようと思う。
悲しいかな。この3つのうち僕が手を出しているのは小説だけなのである。

こんなでは説得力がないかもしれないが、このどれか一つでもあれば、年代を超えた人付き合いがしやすくなるのではないだろうか?
というわけで今から、モンテ・クリスト伯でも読むことにする。

あと、もう一つはオフ会の幹事には、オフ会の幹事にしか味わえない喜びがあるということをこのオフで実感させて頂いた。
相手が安心できるような連絡のやりとりを行い、当日に気楽に参加して頂く。お店をしっかりと選び、そこでもみんなが満足できるようにする。
なるべくみんなの意見を反映しつつ、テンションが下がらないように時には少し強引に方針を決める。
当日は誰もが楽しめるように気を配る。話題を誰かが作った時は広げ、話題が止まっている時は話題を作る。

この全てが出来たわけではもちろん無いのだけれど、今までの中では一番実行できていたと思う。
これからも機会があれば幹事をやらせて頂きたいです。