高尾に行ったり、東京ビックサイトに行ったり、海外に思いをはせてみ

 バイトを調子に乗って10連勤以上したら腰がいかれました。肉体労働はなかなか疲れが取れませんね。
 しかし、日雇いの派遣はいろんな所へ行けて面白いですよ。スタジアムでライブのための椅子の設置や東京ビックサイトでイベント設営などありきたりなものから、高尾山にあるお寺の祭事でテントを立てたり、デパート入り口わきでの車の販売展示の設営、青山のクラブで床の光るパネルの撤去まで仕事は様々です。
 神奈川での地域の祭りのためのテント設営では、会場で女子高生バンドがタッチを歌っているのを複雑な気持ちで聞き、その帰りにバス代と電車代を忘れて一人取り残されたり楽しいイベントが盛りだくさんでした。
 僕が一番好きなのは、展示品を全て撤去してまっさらになった東京ビックサイトの会場で荷台に乗って思いっきりすっ飛ばすのと、トラックの荷台に乗って移動することですね。
 言われているほど体力的にもきつくないし、暇な学生は一度やってみるといいと思います。
 

いろんな視点が見れてさらにそれらがぶつかり合う所まで見れるってのは良いこと何じゃないかな?

 例の小女子事件。いろいろ波及しているみたいですねぇ。
 取りあえず事件のあらましはこちら
あくびして退廷…「小女子焼き殺す」書き込み被告に有罪(MSN産経ニュース)


 それでもって、やや重いが妥当だと言っているのがこちらのエントリー
「小女子予告事件」が有罪になった件がどうして言論統制になるのか一から説明して欲しい
それと相反する意見を述べているのがこちら
小女子を魚というのが悪質という裁判官とそれを支持する者は、問題が全く見えていない

 
 法に関する知識も無いし、社会に対する知識も少ない僕ですが無知なりに言及してみます。
 まず、後者の「通報厨にこそ問題がある」という意見を最初に読んだのですが正直はっとしました。本来は危険ではないものが悪意を伴った情報伝達で騒ぎになってしまう。確かに僕はこの点を見逃していましたし考えるべき事だと思いました。単純に馬鹿な書き込みをした被告が悪いだけだというのは甘い認識だと痛感したのです。
 しかし、前者の、判決は妥当だという意見にも僕はやっぱり確かにそうだなと思ったのです。状況を少し考えて周りを見渡せばこのような状況になる可能性は充分に推測出来ますし、同情はしますが仕方ないかなとも思ってしまいます。
 この書き込みが危険を本当に孕んでいたのか?それはなんとも言えません。確かに僕はこれを観ても冗談だとは思いますが逆にこれを見て不安になる人も必ずしもいないとは断言出来ませんし。
 

 しかし、ローカルのコミュニケーションの感覚で掲示板に書き込んでいるのかも?と少し思いました。これが仲間内でバカみたいに冗談で言っていたら、それこそ問題にはならなかったでしょう。しかし、2ちゃんねるは誰でも見れるサービスです。例え、仲間内の乗りで、軽い気持ちで書いていたとしてもどのような人が見てどのように解釈するか分からない。
 その辺りの認識の問題も恐ろしいですね。twitterだってgoogleの検索に引っかかるわけで目に見えてない所で誰が覗いているか分からないのが事実です。


 軽い気持ちで言った冗談。悪意ある通報厨。どっちが馬鹿かと言ったら被告になるかもしれませんが、どっちが醜いかと言われれば通報厨の方に僕には思えます。
 持っている知識が少なすぎて結局僕自身としては明確な結論は出せませんでした。しかし、webを通じていろんな意見が聞けたことは非情に有益でした。
 そして、思ったことは極論も大事かもしれないということ。何も考えずに、無意識に被告が悪いとしか思っていなかった僕のような人間には、もの凄い破壊力を持って突き刺さりましたから。そして、それに対してやっぱり様々な反対意見も出たわけで、そのやりとりを見てまた色々な視点から物事を見ることが出来ました。
 結局僕自身答えは出ませんでしたが、安直な答えを出してしまう事に比べたらずいぶんとましなのではないだろうかと思います。

当たり前だけどニュース観ないとだめだ。

 僕は基本的にTVを観ないし新聞も読まない。ようするにNEWSを全くチェックしない人間だった。バイトして暮らすにはそれでもほとんど困ることはなかったので危機感もなく、周りから指摘されることもなかった。
 しかし、ある日突然ふと政治経済、社会の話が自分の生活と関わっているのだと思うようになった。つまり以前はブラウン管に映る映像は自分とは関わりのないものだと思っていたのだ。
 政治家の発言はある意味で僕の暮らしや権利について言及しているものであり、経済の問題は僕の将来の職や資産に密接に関わるものなのである。ちょっとずれているとは思うが自分の属する組織で何が起こっていても無関心、自分の給与明細も見ない、近くで通り魔が暴れていることも知らない。そんな状態と言っても過言ではないだろう。
 

 さすがにこれはまずいかもしれない。しかし、奇妙なことに「かもしれない」程度なのである。確かに、以前よりはNEWSに興味が出てきた。しかし、どの記事を読んでも生々しさを感じることが出来ない。ある意味歴史の授業を受けているような感覚になってしまっている。つまり、現実感は希薄だけど実際にあったことだとは頭で理解しているイメージ。情報と感覚に齟齬が生じている状態。
 これは「空の境界」で言う所の俯瞰風景と日常風景の差異から来る違和感による混乱症状みたいなものかもしれない。
 僕が許容出来る世界というのはせいぜい半径10km位で、それ以上の高見からの視界を見せられてもブラウン管やPCのモニターから出てくることはなく、結局実感出来るのは僕の狭い日常の出来事だけなのだ。しかし、目に写らない、見えない何かの流れに押し流されている感覚だけは何処かで感じ取っているからブギーポップの描く世界観に共感したりする。


 そして、危機感が湧かない変わりに悔しいという感情が生まれた。なんで僕はここどまりなんだ?自分の視野の狭さに対するいらだち。
 もっと広い世界を実感したい。関わりたい。そんな風に思えてきたので勉強したくなってきた。「社会に対する問いかけが物語の目的だ。それは作り手も受け手にとってもそうだ」という前のバイト先の先輩の言葉を思い出した。
 思えば20歳を過ぎてから、小さな日常だけを描いた作品ばかり読んでいた気がする。結局それだけでは満たされそうにもないのでそっちの方でもシフトして行きたい。
 

 しかし、「社会的な立ち位置がそこでは実感出来るわけないよ。」と言われたら何も言い返せないので、結局は僕自身が社会の何処かに飛び込んでいくしかないという答えが見え隠れしているのも事実。こうやって今更僕はオトナになろうともがき始めたのだ。

10月が始まった

 いきなり寒くなって秋めいてきました。むしろ、冬の訪れを感じてしまうくらい急激に気温が変化してしまいましたね。紅葉の季節になったら何処かに観に行こうと思っています。鎌倉が理想ですが、近場の昭和記念公園ですましてしまうかもしれません。
 それと、釣りを始めようかと思ってます。小さい頃に親父に何度か連れて行って貰った記憶はありますが、ほとんど初心者同然なのでまずはのんびりとへち釣りから始めようかと。海は良いです。でかいってのはいいことです。

空の境界観ました。

昨日友人と我が家で「空の境界」鑑賞会を開いた。一章から三章まで一気に視聴。
どの章も良い出来だというのが僕の感想。ただ、中2病全開な台詞回しや設定は人によっては受け付けないかもしれない。しかし、それは原作そのもの方向性なのでこれ以外やりようは無いと思うし、逆に中2病分が薄まっていたら肩すかしになってしまうだけだろう。


一番印象に残ったのは背景とそれを際立たせる音楽。音楽も背景も綺麗なのだがどこかグロテスクで一言で言ってしまえば「とにかく胸くそが悪い」まさに「伝奇」といった世界観を構築している。
不安定で非現実的で退廃的。見ているものの心理を不安に陥れるような色づかいは絶妙。奈須きのこの描く世界に一気に引き込まれる快感がたまらない。


ストーリーは原作に忠実だがやはり尺の関係でいくつか省かれている。だが、大事な所はしっかりと抑えているので物足りなさは感じなかった。また、原作を未読の人でも付いていける範囲で収めていたと思う。
登場人物も少ないし、長い台詞が多いので途中ストレスを感じることを予見していたが杞憂に終わった。声優の演技力とカメラの視点の切り替えやイメージ的な映像の差し込みが巧く説明的な長い台詞でも退屈を感じることはなかった。


主人公二人の関係性については僕のイメージと多少違ったものだった。僕は二人の学生時代のやりとりを感情移入せずに淡々と事実だけを確認するように消化していた。しかし、映画では叙情的に、恋愛ドラマのような描き方をしていたので最初は戸惑ったが逆に自分の方が恋愛よりも戦いと観念的な話に重きを置きすぎていたのかもしれないと悟る形になった。


肯定的な言葉ばかりになってしまったけど、やっぱり奈須きのこ原作な時点で癖は相当ありますし「生きているのならわたしは神様だって殺してみせる」という台詞には引いてしまう人もいそうなので誰にでもおすすめというわけにはやっぱりいかない。奈須きのこ好きの方は是非みるべきだとは思う。
あと、良くできたMADがニコニコにあるので紹介↓
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胸くそ悪いのがいいんだよ

派遣のバイトにも慣れてきて生活にメリハリも出た結果、いろいろとモチベーションが最近上がっております。
あとは自転車を直してサイクリングしたり、マンガ、小説などを以前のペースで消化出来るようにしていこうかと

セプテンバー9月@supicaを見るために京都行ってきた。

sk8_on_battlefieldの人に誘われたので何も考えずに車での京都旅行に参加。目的はセプテンバー9月@supicaというDJイベント。
出演者はimdkm! imoutoid tofubeats Tomad の四人
普段音楽はほとんど聞かないし、もちろんクラブなんて行ったことがない。しかし、あえて何も考えずに参加を表明。6時間以上車に揺られ京都に乗り込んだ。


色々あったのだけど、なんかもう、色々ありすぎて何を書いたらいいのか分からない。取りあえず適当に箇条書き。
・20時間以上不眠で、6時間以上車で過ごしたので疲れていたはずなのにイベントで気付いたら踊っていた。踊り終わったらなんかむしろ身体がすっきりして疲れが取れた。
・途中一人で別行動して同人誌を買いに行った。この人の同人誌は個人的に最高だった→http://888mol888.fc2web.com/
imoutoid氏はやっぱりすごかった。
・tomad氏は動きのキレが凄く良くて踊りながらDJをしていた。かっこよすぎた。
・京都弁は良い感じだった。
・鴨川の河原で寝たら気持ちよかった。
tofubeats氏の星間飛行のremixが流れた時は震えた。彼のDJが僕の人生で始めて聞いたものになるので彼のCDを買わせて頂いた。偶然受付に来ていて彼から直接買うことが出来た。感激である。この一枚は思い出の品になりそうだ。
・車の中でみんなでメルトを熱唱した。
・僕が寝ている間に鴨川に一人落ちた。


出発から、解散まで、全部楽しかった。また、みんなで旅行したい。クラブイベントにもまた行きたいと思えるような素晴らしい旅であった。
参加した皆様、ありがとうございました。おつかれさまです。